RICOH WG-80:過酷な環境でこそ輝くタフネスデジカメ
RICOH WG-80は、防水、耐衝撃、耐寒性能を備えたタフネスデジタルカメラです。アウトドアや水中での撮影はもちろん、工事現場などハードな環境での記録にも最適です。
WG-80を選んだ理由:スマホじゃダメなんです
普段使いのカメラはスマホで十分、そう思っていました。しかし、趣味の沢登りやキャンプでスマホを酷使するうちに、防水性能への不安や、落下の危険を感じるように。また、グローブを着用した状態での操作性の悪さも気になっていました。
そこで、タフな環境でも安心して使えるカメラとしてRICOH WG-80を選びました。決め手は、その堅牢性と、水深14mまでの防水性能、そしてグローブをしていても操作しやすいボタン配置でした。
WG-80を使ってみた:実体験レビュー
実際にWG-80を様々なシーンで使ってみて感じたことをレビューします。
沢登りでの使用感
- 防水性能: 水に濡れることを気にせず、滝をバックに撮影したり、水中の様子を撮影したりできました。水深数メートル程度の場所であれば全く問題ありません。
- 操作性: グローブを着用したままでも、電源のオンオフ、シャッター、ズームなどの操作がスムーズに行えました。これはスマホにはない大きなメリットです。
- 画質: 水中で撮影した写真も、クリアで鮮明な画質でした。水中モードを使うことで、より自然な色合いで撮影できます。
キャンプでの使用感
- 耐衝撃性: うっかり落としてしまっても、壊れる心配がありません。子供たちが多少手荒に扱っても安心です。
- 耐寒性: 冬のキャンプで使用しましたが、問題なく動作しました。寒冷地での撮影も安心です。
- LEDライト: 内蔵のLEDライトが、暗い場所での撮影をサポートしてくれます。ちょっとした懐中電灯代わりにもなり便利です。
工事現場での使用感
CALSモードが搭載されているため、現場写真の記録に最適です。工事写真に必要な情報を画像に記録できるため、報告書作成の効率が大幅に向上しました。粉塵が舞うような環境でも安心して使用できます。
WG-80のメリット・デメリット
メリット
- 圧倒的な堅牢性: 防水、耐衝撃、耐寒性能は、他のカメラにはない大きなアドバンテージです。
- 操作性: グローブを着用したままでも操作しやすいボタン配置は、アウトドアでの使用に最適です。
- 画質: 有効約1600万画素の高精細画質で、鮮明な写真を撮影できます。
- CALSモード: 現場写真の記録に特化したモードを搭載。
デメリット
- 価格: 同程度の画質のコンデジと比較すると、やや高価です。
- バッテリー: バッテリーの持ちはそれほど良くありません。予備バッテリーがあると安心です。
- ズーム倍率: 光学5倍ズームは、最新のコンデジと比較すると物足りないかもしれません。
競合製品との比較
類似のタフネスデジカメとして、OLYMPUS Tough TG-6があります。TG-6はWG-80よりもやや高価ですが、より明るいレンズを搭載しており、画質面で優位性があります。また、顕微鏡モードなど、ユニークな撮影機能も搭載されています。
一方、WG-80はTG-6よりも価格が安く、CALSモードを搭載している点がメリットです。また、操作性もWG-80の方が優れていると感じました。
どちらを選ぶかは、予算や重視する機能によって異なりますが、CALSモードが必要な場合や、価格を重視する場合はWG-80がおすすめです。
活用シーン
WG-80は、以下のようなシーンで活躍します。
- アウトドア: 沢登り、キャンプ、登山、釣りなど、水や衝撃、寒さにさらされるアクティビティ
- 水中撮影: シュノーケリング、ダイビングなど、水深14mまでの水中撮影
- 工事現場: 現場写真の記録、報告書作成
- その他: 雨天時や雪の日など、通常のカメラでは撮影をためらうような環境
まとめ:タフな相棒として、WG-80は頼りになる存在
RICOH WG-80は、多少のデメリットはあるものの、その堅牢性と操作性の高さから、過酷な環境下で安心して使えるカメラです。スマホでは不安なシーンでも、WG-80があれば安心して撮影を楽しめます。
アウトドア好き、工事関係者の方には、特におすすめできる一台です。