エレコム LBT-TWS10BU：期待を超えるか？正直レビュー
エレコムのワイヤレスイヤホン、LBT-TWS10BU。カラフルな見た目と「意外にいい音」というキャッチコピーに惹かれて購入してみました。今回は、実際に使ってみた感想を包み隠さずレビューします。
外観と装着感
良い点 * コンパクトで軽量: イヤホン本体は非常に小さく、重さも片耳約3.2gと、長時間つけていても疲れません。充電ケースも卵型で可愛らしく、持ち運びにも便利です。 * 豊富なカラーバリエーション: ブルー、ピンク、ホワイトなど、カラーバリエーションが豊富なので、自分の好みに合わせて選べます。
気になる点 * プラスチック感が強い: 全体的にプラスチック素材が使用されており、高級感はありません。価格相応といった印象です。 * 装着感は普通: エルゴノミクスデザインとのことですが、特別フィット感が高いとは感じませんでした。激しい運動には向かないかもしれません。
音質
良い点 * クリアな中高音: 高音はクリアで、ボーカルや楽器の音も比較的聞き取りやすいです。この価格帯のイヤホンとしては、十分な音質だと思います。
気になる点 * 低音は弱め: 低音はやや弱く、迫力に欠ける印象です。重低音好きには物足りないかもしれません。 * 音漏れが気になる: 音量を上げると、音漏れがやや気になります。電車内など公共の場では、音量に注意が必要です。
機能性
良い点 * 自動ペアリング: 初回登録後は、ケースから取り出すだけで自動的にペアリングされるので、非常に便利です。 * 途切れにくいBluetooth接続: Bluetooth 5.0に対応しており、接続安定性は比較的良好です。都内での使用でも、音途切れはほとんどありませんでした。
気になる点 * 操作性: イヤホン本体のボタンが小さく、操作しづらいです。特に、音量調整は慣れるまで時間がかかりそうです。 * 防水性能は非対応: 防水性能は非対応なので、雨の日やスポーツ時の使用には注意が必要です。
バッテリー
良い点 * 連続再生時間: イヤホン本体で約4時間、充電ケース併用で最大約16時間の再生が可能です。普段使いには十分なバッテリー容量です。
気になる点 * 充電時間: フル充電には約2時間かかります。急速充電には対応していません。
他のワイヤレスイヤホンとの比較
同価格帯のワイヤレスイヤホンとして、Anker Soundcore Life A1や、JBL WAVE BUDSなどがあります。
- Anker Soundcore Life A1: 低音が強く、防水性能も高いのが特徴です。重低音好きや、スポーツ時に使用したい方におすすめです。
- JBL WAVE BUDS: JBLらしいパワフルなサウンドが特徴です。特に低音の迫力があり、ロックやEDMなどを聴く方におすすめです。
LBT-TWS10BUは、これらのイヤホンと比較すると、低音が弱く、防水性能もありませんが、その分、小型軽量で、装着感が良いのが特徴です。また、中高音はクリアで、ボーカルや楽器の音も聞き取りやすいので、ポップスやアコースティックなどを聴く方におすすめです。
メリット・デメリット
メリット * コンパクトで軽量 * 豊富なカラーバリエーション * クリアな中高音 * 自動ペアリング
デメリット * プラスチック感が強い * 低音が弱い * 操作性がイマイチ * 防水性能は非対応
どんな人におすすめ？
エレコム LBT-TWS10BUは、以下のような人におすすめです。
- ワイヤレスイヤホン初心者
- 小型軽量なイヤホンを探している人
- ポップスやアコースティックなどをよく聴く人
- とにかく安くワイヤレスイヤホンを試したい人
まとめ：普段使いには十分！でも…
エレコム LBT-TWS10BUは、価格を考えると、普段使いには十分な性能を備えているワイヤレスイヤホンです。しかし、音質や機能性を重視する方には、物足りないかもしれません。購入を検討している方は、ぜひ一度店頭で試聴してみることをおすすめします。
