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3999円で夢が叶う?R36S レトロハンドヘルドゲーム機が変える大人のゲームライフ【沼への入り口か?】

あの頃の感動が手のひらに!R36S レトロハンドヘルドゲーム機がやってきた

「ああ、昔のゲーム、もう一度遊びたいなぁ…」

そんな風に思ったことはありませんか? ゲームセンターの熱気、ブラウン管テレビの前での興奮、友達との対戦で盛り上がった日々。 大人になって、時間も場所も限られる中、手軽にあの頃のノスタルジーに浸れるアイテムがあったら最高ですよね。

今回ご紹介するのは、そんなあなたの願いを叶えてくれるかもしれない「R36S レトロハンドヘルドゲーム機」。 なんと驚きの価格で、たくさんのレトロゲームが手のひらで蘇るというのです。私も半信半疑でしたが、実際に手に入れてみたら「これは沼だ…!」と確信しました。

まずは、どんなゲーム機なのか、概要を見ていきましょう。

R36Sってどんなゲーム機?驚きのスペックと価格

R36Sは、EmuELEC-Linuxオープンソースシステムを搭載した、まさに「レトロゲームの宝石箱」のようなハンドヘルドゲーム機です。

  • 3.5インチIPSスクリーン: 鮮やかな色彩で、当時のゲーム画面を美しく再現。
  • EmuELEC-Linuxシステム: 多数のエミュレータに対応し、様々なプラットフォームのゲームが動作可能。
  • デュアル3Dジョイスティック: 繊細な操作が求められるゲームも快適にプレイできます。
  • 3200mAH大容量バッテリー: 最長5~6時間の連続プレイが可能。
  • OTGアダプター対応: 大画面出力や2人用ゲームも楽しめる拡張性。

これだけの機能が詰まって、まさかの3,999円(記事執筆時点)という破格のプライスは、まさにゲーム好きにとっては衝撃的なのではないでしょうか。

【使ってみた】R36Sで叶う!私のレトロゲーム体験

実際にR36Sを手に取って、まず感じたのは「軽っ!」という驚きでした。そして、コンパクトながらも手にしっくりと馴染む湾曲したグリップと、L/Rボタンの配置は人間工学に基づいているなと感心しました。

電源を入れると、鮮やかな3.5インチIPSスクリーンが起動。解像度640x480の画面は、ドット絵のゲームをきめ細やかに、そして発色豊かに表示してくれます。初めて起動した時は、思わず「うわぁ…!」と声が出ました。あの頃の記憶が、鮮明な映像として目の前に広がったからです。

私が特に気に入ったのは、デュアル3Dジョイスティックの操作感。左右のスティックが独立しているので、PS時代の3Dゲームも意外と快適にプレイできます。十字キーとの切り替えもスムーズで、ゲームジャンルに合わせて最適な操作方法を選べるのは大きなメリットだと感じました。格闘ゲームやアクションゲームでは、ボタンの押し心地も良く、ストレスなくコマンド入力ができましたね。

バッテリー持ちも優秀で、通勤の電車の中や休憩時間に遊んでいても、一日くらいなら充電を気にせず楽しめます。双方向保護充電・放電モードというのも安心感がありますね。休日にOTGアダプターを使ってテレビに繋いでみたんですが、友達と昔の対戦ゲームで盛り上がれたのは最高の思い出になりました。

R36Sのココがすごい!特筆すべきメリット

私がR36Sを使ってみて、特に「これはすごい!」と感じたメリットをまとめました。

  • 圧倒的なコストパフォーマンス: 3,999円でこれだけ遊べるのは奇跡としか言いようがありません。初めてのレトロハンドヘルド機にも最適です。
  • 優れた携帯性: 片手で持てるコンパクトさと軽さで、どこへでも気軽に持ち運べます。まさに「手のひらのゲームセンター」です。
  • 多種多様なエミュレータ対応: FC、SFC、MD、PS、アーケードゲームなど、本当にたくさんの種類のゲームがこれ一台で楽しめます。過去の遺産を掘り起こすような感覚です。
  • デュアル3Dジョイスティック搭載: 低価格帯のレトロゲーム機では珍しく、左右のスティックを搭載。3Dゲームの操作性も向上しています。
  • 拡張性の高さ: OTGアダプターで外部モニター出力や、有線ジョイスティックを接続して2人プレイができるのは、パーティーシーンでも活躍します。

正直なところ…R36Sの惜しい点

素晴らしいR36Sですが、使ってみて「もう少しこうだったら…」と感じる点もいくつかありました。

  • システム知識が少し必要: EmuELEC-Linuxというオープンソースシステムなので、ある程度の知識や、自分でゲームROMを追加する作業などが必要になる場合があります。全くの初心者だと、最初は戸惑うかもしれません。(もちろん、すでにたくさんのゲームがインストールされているので、すぐに遊び始めることは可能です!)
  • カスタムファームウェアの更新不可: 公式情報では「カスタムファームウェアは出荷時に更新されており、顧客が商品を受け取った後、個人で更新することはできません」とあります。コミュニティによる最新の機能や修正を試したい人にとっては、少し残念な点かもしれません。
  • ブランドの知名度: 「Uchykuxe」というブランドはまだ日本ではあまり馴染みがありません。品質やサポートに対する不安を感じる方もいるかもしれませんね。ただ、私の使用経験では特に問題なく使えています。
  • 一部の3Dゲームの限界: 「一部の3Dゲームを簡単に実行できる」とありますが、最新の高度な3Dゲームを期待すると、やはり処理落ちなどが発生する可能性はあります。あくまでレトロゲーム機としての性能と理解しておくのが良いでしょう。

競合機種と比べてどう?R36Sが選ばれる理由

レトロハンドヘルドゲーム機市場には、AnbernicやMiyoo Miniといった人気ブランドが多数存在します。例えば、AnbernicのRG35XXシリーズやMiyoo Mini Plusなどは、非常に高い評価を受けていますが、価格帯はR36Sよりも少し上になります。

R36Sの最大の強みは、その価格でありながらデュアル3Dジョイスティックを搭載している点でしょう。Anbernicの低価格帯モデル(例えばRG35XX)はシングルジョイスティックが主流で、PS1以降の3Dゲームの操作には少し物足りなさを感じることもあります。その点、R36Sは幅広い時代のゲームに対応できる操作性を備えているのが魅力です。

また、AnbernicやMiyoo Miniがより洗練されたUIや、コミュニティによる活発なカスタムファームウェア開発が魅力であるのに対し、R36SはEmuELEC-Linuxという安定したオープンソースシステムを基盤とし、必要な機能をシンプルにまとめている印象です。とにかく「安く、手軽に、たくさんのゲームを」というニーズに応えるなら、R36Sは競合機種と比べても非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

こんな人にR36Sはおすすめ!

私の体験を踏まえて、R36Sを特におすすめしたいのはこんな方々です。

  • レトロゲーム初心者: 手頃な価格で多種多様なレトロゲームの世界に足を踏み入れたい方。
  • コストパフォーマンス重視: なるべく出費を抑えて、充実したゲーム体験をしたい方。
  • 携帯性を重視: 通勤中や旅行先など、場所を選ばずにゲームを楽しみたい方。
  • 家族や友人と楽しみたい: OTGアダプターでの大画面出力や2人プレイ機能で、みんなで盛り上がりたい方。
  • 昔のゲームに飢えている: あの頃の感動をもう一度、手軽に味わいたい大人の方。

まとめ:R36Sでノスタルジーに浸るゲームライフを始めよう!

R36S レトロハンドヘルドゲーム機は、まさに「手のひらサイズのタイムマシン」です。3,999円という価格からは想像できないほどの充実した機能と、たくさんのゲームが遊べる自由度を提供してくれます。

たしかに、より高価な機種と比べれば細かな点で劣る部分もあるかもしれません。しかし、これ一台あれば、あなたがかつて夢中になったゲームや、これから出会うであろう新たな名作たちが、手のひらで無限に広がるでしょう。この価格でこれだけの満足感を得られるのは、本当にすごいことだと思います。

ぜひR36Sを手に入れて、あなただけのレトロゲームライフを始めてみませんか?きっと思い出が蘇り、新たなゲームの楽しさに出会えるはずです!