5千円台タブレットのダークホース!? CUEI Android11 タブレット徹底レビュー
最近、各社から様々な低価格タブレットが発売されていますが、今回はCUEIの10.1インチAndroidタブレットを実際に使ってみた感想をレビューします。5千円台という価格ながら、意外と使えるのか? それともやっぱり…? 気になるポイントを徹底的にチェックしていきます。
概要としては、Android 11、8コアプロセッサ、6GB RAM、256GB ROMというスペックで、動画視聴やWeb閲覧、簡単なゲームなどを想定したエントリーモデルです。
スペック詳細
まずは、スペックを詳しく見ていきましょう。
- OS: Android 11
- CPU: 8コアプロセッサ
- RAM: 6GB
- ROM: 256GB (microSDカードで拡張可能)
- ディスプレイ: 10.1インチ IPS液晶 (1200x1920)
- カメラ: フロント5MP、リア13MP
- バッテリー: 7000mAh
- Wi-Fi: 5G WiFi 対応
- その他: Bluetooth 5.0、GPS、デュアルSIMスロット
外観とデザイン
価格を考えると、外観は想像以上にしっかりしています。背面はマットな質感で指紋がつきにくく、安っぽさはありません。ただし、ベゼルは太めで、最近のタブレットと比べると少し古臭い印象を受けます。
使ってみた感想
実際に数日間使ってみて感じたのは、「想像以上に使える」 ということ。もちろん、ハイエンドモデルのようなサクサク感はありませんが、Webサイトの閲覧や動画視聴、SNSの利用程度であれば、ストレスなく使えます。特に、動画視聴は10.1インチの大画面とHD解像度で、迫力のある映像を楽しめます。
ベンチマークテスト
参考までに、AnTuTuベンチマークの結果は約15万点でした。最新のハイエンドモデルには遠く及びませんが、エントリーモデルとしては十分なスコアです。
カメラ性能
カメラは、フロント5MP、リア13MPとありますが、画質はそれなりです。明るい場所であれば、ある程度の写真は撮れますが、暗い場所ではノイズが目立ちます。ビデオ通話程度であれば問題ないでしょう。
バッテリー持ち
バッテリー持ちは、7000mAhの大容量バッテリーのおかげで、比較的良好です。動画視聴であれば、連続で6〜7時間程度は使用できます。ただし、ゲームをプレイすると、バッテリーの減りが早くなります。
メリット・デメリット
メリット
- 圧倒的な低価格
- 大画面で動画視聴に最適
- microSDカードでストレージ拡張可能
- デュアルSIMスロット搭載
デメリット
- 処理速度はそれなり
- カメラの画質は期待できない
- ベゼルが太め
競合製品との比較
同価格帯のタブレットとして、AmazonのFire HD 8 Plusや、ALLDOCUBE iPlay 50 miniなどが挙げられます。Fire HD 8 PlusはAmazonのサービスとの連携が強みですが、Google Playストアが利用できないというデメリットがあります。ALLDOCUBE iPlay 50 miniは、よりコンパクトなサイズで持ち運びやすいですが、画面サイズが小さくなります。
こんな人におすすめ
まとめ
CUEIのAndroid11タブレットは、5千円台という価格を考えると、十分すぎる性能を持っています。普段使いには十分な性能で、動画視聴やWeb閲覧など、特定の用途に割り切って使うのであれば、非常におすすめです。ただし、ヘビーなゲームをプレイしたり、高画質な写真を撮りたいという人には、少し物足りないかもしれません。
この価格でタブレットが手に入るのは驚きです。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。