【PSVR】Bravo Teamは本当にクソゲー?元特殊部隊員の私が忖度なしレビュー!
PSVR専用ソフト「Bravo Team Value Selection」。
「まるで自分が戦場にいるみたい!」
…とは、残念ながら言えません。
巷では「クソゲー」の烙印を押されている本作ですが、元特殊部隊員の視点から忖度なしでレビューしていきます。
Bravo Teamってどんなゲーム?
2019年に発売されたPSVR専用のシューティングゲームです。
プレイヤーは特殊部隊の一員となり、暗殺された大統領の護衛任務を遂行中に敵の襲撃を受けます。
相棒となる仲間と協力しながら、敵を倒し、任務を完遂することが目的です。
巷で言われる「クソゲー」の理由
Bravo Teamが「クソゲー」と言われる理由はいくつかあります。
移動速度が遅い
これが一番の理由でしょう。移動は基本的に遮蔽物から遮蔽物へ移動する方式ですが、その移動速度が非常に遅いです。まるでカタツムリ。
操作性の悪さ
VR酔いを考慮してのことだと思いますが、移動方法が独特で慣れるまで時間がかかります。また、銃のリロードなどの操作も煩雑です。
ストーリーが薄い
ストーリーはあってないようなもの。敵を倒して進むだけの単調な展開が続きます。
グラフィックが粗い
PSVRの性能を考慮しても、グラフィックは粗いです。特に遠景はぼやけて見えます。
元特殊部隊員から見たBravo Team
上記の通り、Bravo Teamはゲームとして決して褒められたものではありません。
しかし、元特殊部隊員として、いくつか興味深い点もありました。
遮蔽物の重要性
本作では、遮蔽物に身を隠しながら戦うことが基本となります。これは現実の戦闘でも非常に重要なことです。遮蔽物を効果的に利用することで、敵の攻撃を回避し、反撃の機会をうかがうことができます。
チームワーク
相棒との連携が不可欠です。敵の位置を教えあったり、カバーしあったりすることで、より効率的に敵を倒すことができます。チームワークの重要性を再認識させられました。
他のVRシューティングゲームとの比較
VRシューティングゲームは数多く存在しますが、Bravo Teamは他のゲームと比べてどのような点が異なるのでしょうか。
ゲームタイトル | 特徴 | Bravo Teamとの違い |
---|---|---|
Farpoint | ストーリー性が高く、没入感が高い。シューティングの爽快感も抜群。 | Bravo Teamよりも移動速度が速く、操作性も良い。ストーリーも充実している。 |
Firewall Zero Hour | オンライン対戦に特化。チーム戦術が重要となる。 | Bravo TeamはオフラインCoopがメイン。Firewall Zero Hourはオンライン対戦がメイン。戦術性という点ではFirewall Zero Hourの方が高い。 |
Blood & Truth | 映画のような演出が魅力。アクションシーンが満載。 | Bravo Teamよりもストーリー性が高く、演出も派手。ただし、VR酔いしやすいというデメリットも。 |
Bravo Teamは、上記のゲームと比べると、ゲーム性やグラフィックの面で見劣りするのは否めません。
Bravo Teamのメリット・デメリット
メリット
没入感
VR空間で銃を構え、敵と対峙する感覚は、他のゲームでは味わえません。
戦略性
遮蔽物の利用やチームワークなど、戦略的な思考が求められます。
デメリット
移動速度の遅さ
ストレスが溜まる最大の要因です。
操作性の悪さ
慣れるまで時間がかかります。
グラフィックの粗さ
没入感を損なう可能性があります。
まとめ
Bravo Teamは、ゲームとしては決して高評価はできません。
しかし、VRならではの没入感や、戦略的な思考を体験できる点は評価できます。
元特殊部隊員としては、遮蔽物の重要性やチームワークの重要性を再認識させられるゲームでした。
「クソゲー」と酷評されていますが、VRゲームに慣れていない人や、じっくりと腰を据えてプレイしたい人には、意外と合うかもしれません。